<郵便不正>障害者団体の元幹部、起訴内容認める(毎日新聞)

 障害者団体向け割引制度を悪用した郵便不正事件で、偽証明書作成に関与したとして虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた障害者団体「凜(りん)の会」(解散)の元幹部、河野克史(ただし)被告(69)の初公判が15日、大阪地裁(横田信之裁判長)であった。河野被告は「事実関係は争わない」と述べ、起訴内容を認めた。

 起訴状によると、河野被告は04年6月上旬ごろ、厚生労働省元局長、村木厚子被告(54)らと共謀し、同会を障害者団体と認める偽証明書を作成したとされる。

 河野被告は「村木被告らがなぜ証明書を発行したのか、省内の手続きは分からない」と述べたが、同罪については認める方針を示した。今月23日に論告求刑公判がある。

 村木被告のこれまでの公判で、検察側は、元係長の上村勉被告(40)が作成した偽証明書を、村木被告が同会代表の倉沢邦夫被告(74)に手渡したと主張。上村被告は「私が河野被告に手渡した」と証言し、河野被告は「受け取っていない」と否定している。【日野行介】

【関連ニュース】
郵便不正事件:枝野行政刷新相「検察の間違いの疑い濃厚」
郵便不正:別の元部下も否定 大阪地裁
郵便不正:石井一参院議員、関与を否定 証人出廷
郵便不正:元係長「再逮捕を恐れ」被告関与と供述
石井一参院議員:郵便不正事件での口添えを否定

ニチアス、佐藤常務に代表権…代表取締役を2人体制に(レスポンス)
東京大空襲 朝鮮人被災、忘れないで…包括的証言集を出版(毎日新聞)
<自殺>硫化水素で女性 5世帯一時避難 松戸のマンション(毎日新聞)
MDMA譲渡の泉田被告に懲役1年 「押尾被告が使用して女性死亡」と指摘(産経新聞)
2月のエコポイント受付数と発行数、月単位で過去最多(産経新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。